紛らわしいTOEIC単語を暗記する

TOEIC単語

こんにちは。リドチューターです! TOEIC単語を暗記すること、 簡単ではないですよね。

他のテストと同様、 TOEIC試験にもひっかけ問題があります。 TOEIC単語問題の場合”homonym、 homograph、 homophone”を利用してひっかけようとします。 なので今日は”homonym、 homograph、 homophone”とは何か、 そしてどのように区別するのかについて紹介したいと思います。

 

TOEIC単語 : homonymとは?

homonymという言葉を聞いたことがありますか?  homonymは「同一」を意味するギリシャ語の「homos」と名前の「numon」から来ています。 homonymはスペルまたは音は同じでも意味が異なる単語のことを指します。 例えば、 「pitcher」という英単語は野球の試合でボールを投げる選手の「投手」を意味すると同時に、 飲み物などが入ったやかんの形の「容器」や「水差し」を意味します。

homonymには、 2つの下位タイプであるhomograph(同形異義語)とhomophone(同音異義語)があります。 homograph(同形異義語)の「-graph」は「(文などを)書く」という意味のギリシャ語「grapho」から由来し、 homophone(同音異義語)の「-phone」は「声」という意味のギリシャ語「phone」から由来しました。 同形異義語と同音異義語の違いはなんでしょうか?

homograph(同形異義語)はスペル(spelling)は同じでも意味が違う単語のことです。 Homograph単語の発音は全く同じこともありますが、 違うこともあります。 例えば、 「bat」という英単語は、 動物の「コウモリ」を指したり「野球のバット」を指したりします。 Leadという単語は「鉛」という意味もあり「(誰かを)導く」という意味もあります。 「Bat」は「コウモリ」と「野球バット」という発音は同じですが、 「lead」は「鉛」と「導く」という動詞とで発音は異なります。

 

lead 

  1. 鉛 [lɛd]
  2. 導く(案内する) [liːd]

 

homophone(同音異義語)はスペルと意味は異なるが発音が同じ単語のことです。 数字の2を意味する「two」と前置詞の「to」を例に挙げることができます。 「two」と「to」はスペルと意味は異なりますが、 発音は同じです。

 

TOEIC単語 : homograph(同形異義語)

homograph単語は文章の意味を完全に変えることができるので、 テストの問題などに出てくる場合は紛らわしいです。 Homographが登場する場合は、 文章の脈絡を理解することが重要です。 先ほど例に挙げた「pitcher」という単語を用いて文章を作ってみましょう。

The pitcher caught the ball before it hit the ground.

飲み物の容器は地面に着く前にボールを取った。 (X)

投手は地面に着く前にボールを取った。 (O)

「飲み物の容器がボールをつかんだ」という文章は話になりませんね。 この文章でpitcherは「投手」という意味として理解するのがより適切です。

しかし、 時には脈絡を把握するのが難しいこともあります。

The politician forgot to address the housing shortage to the press.

上の文章では、 「address」の後に「housing」という単語があり、 「住所」と「家」という単語をつなげて考えるのも容易です。 ですが、 「address」という単語は「(問題、状況などについて)扱う、 言及する」という動詞が使われることもあります。 この文章で「address」は「住所」という意味の名詞ではなく、 「言及する」という意味の動詞の方が適切です。 そのため「その政治家はマスコミに住宅難について言及することを忘れた。」という意味になります。

 

TOEIC単語: Homophones(同音異義語)

先ほど挙げたように、 homophone(同音異義語)は 「right」と「write」のように、 発音は同じでも意味の異なる単語です。 文章で書く時、 スペルは違いますが音は同じように聞こえます。 なのでリーディングやライティング領域ではhomograph(同形異義語)に気を付けなければなりませんが、リスニングやスピーキングではhomophone(同音異義語)に気を付けなければなりません。

homophone(同音異義語)の例としてよく使われるものの一つは 「plain」と「plane」です。「plain」は「明確な、ありのままの」という意味で、「plane」は「飛行機」を意味します。なので「plain shirt」というと飛行機の模様が描かれたシャツではなく、シンプルで装飾のないシャツを意味します。読むときははっきり分かりますが、聞き取るときは区別が難しいかもしれません。

もう一つの例としては、「裸」という意味の「bare」と「動物の熊」を意味する「bear」があります。 なので「He cleaned up the trash with his bare hands」という文章は、「彼が熊の手でゴミを片付けた」のではなく、「素手でゴミを片付けた」という意味になります。

 

テストでhomonymを識別する方法

Homonymが出てくる問題は難しいかもしれませんが、 文章でhomonymを識別するためのいくつかの方法があります。

1. 動詞か、名詞か?

Homonym単語の中には動詞の時と名詞の時では意味が異なる場合があります。 先ほども説明した「lead」がその例ですね。 「鉛」leadと「導く」leadは文章で動詞として使われたのか、 名詞として使われたのかを把握すると、 どのような意味で使われたのかが分かります。

2. 同義語(synonym)

同義語(synonym)は事実上homonymとは正反対です。 同義語(synonym)はスペルや発音が全く異なるが意味が同じ単語を意味します。 例えば、 「jug」という単語は「水入れ、 水差し」という意味で、 先ほど挙げたpitcher(飲料容器、 水差し)と同義語です。 同意語は、 文章の中で特定の単語を置き換えることができます。

3. 文脈

全てのhomonymが一つの意味は動詞、 他の意味が名詞ということではありません。 時には「bat(コウモリ、 野球のバット)」のように互いに違う意味が同じ品詞になることもあります。 そのため、 homonymが文章の中でどのような意味で使われたのかを理解するためには、 文章と文章の脈絡を把握することが重要です。

文脈とは、 特定の物語、 或いは一連の事柄を作り出す状況や環境のことを言います。 文章は大概、 それより長いテキストの一部であり、 テキストの前後の内容を通して私達は文脈を理解することができます。 なので、 野球の試合についての文章にpitcherという単語が登場した場合、 「投手」として使われたと考えることができます。

4. 形容詞

もし文を書く時文脈が明確でなければ、 読者がhomonymの意味を理解しやすいように形容詞を使うことができます。 形容詞は名詞を修飾する単語です。 なので文章にhomonymを使う時、 形容詞と一緒に使用すると単語の意味をより明確にすることができます。

The famous pitcher caught the ball. (有名な投手がボールを取った。)

The glass pitcher was filled with beer. (ガラスの容器はビールでいっぱいだった。)

英語の勉強は簡単ではなく、 homonymをはじめ、 複雑な英単語の構造を完全に理解するには時間がかかるかもしれません。 英語力をつけるためには、 homonymの使用と識別法をよく身につけることです。 単語をより多く、 正確に暗記することはその役に立つでしょう。

 


 

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