こんにちは。リドチューターです!
皆さんは「TOEIC900点」と聞いたときどう思いますか?TOEIC900点は、多くの方にとって夢の点数だと思います。TOEICで900点を取ることができたら、その日で未練なくTOEICの勉強を終える方もいるでしょう。しかし一方で、「900点から抜け出したい!」と思っている方もいるのではないでしょうか。いくら勉強しても950点以上、或いは満点が出ないという方もいるかもしれません。どちらにせよTOEIC900点は、客観的に見るとレベルの高い点数だと言えます。
では、TOEIC900点レベルはどの程度なのでしょうか? また、TOEIC900点台前半と950点以上のレベルではどのような違いがあるでしょうか?皆さんの疑問を解消するため、今日はリドチューターが保有しているTOEICのPart5の問題のうち、TOEIC900点レベルと950点レベルを最もよく表している問題を2つ持ってきました。自分のレベルが知りたい方は、まず次の2問を解いて見ましょう。
TOEIC900点レベルを診断する問題1
TOEIC900点レベルを診断する一つ目の問題です。
Question 1.
All executives are pleased that the _______ merger deal is expected to be completed within a month at the latest.
(A) competent
(B) detailing
(C) pending
(D) opposed
解けましたか?TOEIC900点レベルを目指しているという方はどんな答えを選びましたか? 私が一度当ててみましょう。
恐らく(A)competent や(B)detailingを選んだのではないでしょうか?私の予想は当たっていますか?もし、(A)competentや(B)detailingを選んだとしたら、残念ながらTOEIC900点レベルには及ばない可能性が高いです。しかし、ここで落胆するのは早いです。TOEICテストを受ける直前まで、一生懸命腕を磨けばTOEIC900点レベルに必ず到達できるでしょう。すぐに正解をお知らせしますが、その前に私がなぜ皆さんが(A)competentや(B)detailingを選んだと予想したのか、気になりませんか?その理由を今からお教えします。
リドチューターTOEICプレップ(Riiid TUTOR I TOEIC PREP)が保有するこの問題の学習データを分析した際、TOEIC800点台の学習者が(A)competentや(B)detailingを選択した割合は47.37%でした。この問題を解いた800点台のユーザーの約半分が誤った選択肢を選んだということです。誤答率に関してもTOEIC900点レベルのユーザーと比べると31.65%も高い結果となりました。なぜこのような差が出たのでしょうか?
この問題の正解は”pending”です。空欄に入る適切な形容詞を選ぶ問題です。文脈上、「”____”な合併契約が一ヶ月以内に完了する予定である。」という内容が続くため、空欄は空欄の後の”merger deal”を修飾して「合併の特性」を表す形容詞の語彙が来なければなりません。したがって「未決の」という意味で現在の合併の状況を示す(C)pendingが正解です。 (A)competentは「有能な(熟練した)」、(B)detailingは「~を詳細に説明する」、(D)opposedは「反対する」という意味で、文章の流れに合わない単語なので誤りです。
この問題で(A)competentを答えとして選んだ方たちは、おそらく”pending”という単語の意味をよく知らなかったのかもしれません。TOEICで900点以上の高い点数を取るためには、試験によく出題される語彙をたくさん知っておかなければならないですが、まだ語彙学習が足りないようです。もう1つの問題も見てみましょう。
TOEIC950点以上のレベルを診断する問題2
次はTOEIC950点以上のレベルを診断する問題です。
Question 2.
The manager of the sales department _______ Mr. Perry on securing Norfolk Co., the largest account in the company’s history.
(A) admired
(B) congratulated
(C) appreciated
(D) celebrated
この問題はどうでしたか? TOEIC950点以上を目標にしている方が、 どんな選択肢を選んだのか当ててみます。
恐らく(A)admiredや(C)appreciatedを選んだのではないでしょうか?今回も私の予想が当たりましたか?もし(A)admiredや(C)appreciatedを選んだとしたら、TOEIC950点以上のレベルには及ばない可能性が高いです。今回も、私がなぜ皆さんが(A)admiredや(C)appreciatedを選んだと予想したのかご紹介します。
リドチューターTOEICプレップ(Riiid TUTOR I TOEIC PREP)が保有するこの問題の学習データを分析した時、この問題を解いた900点台前半の学習者が(A)admiredや(C)appreciatedを選択した割合は58.55%でした。900点台前半の学習者の半分以上が誤った選択肢を正解として選んだということです。誤答率も950点以上の学習者に比べ27.15%も高い結果でした。
正解は(B)congratulatedです。この問題は、空欄に入る適切な動詞を選ぶ問題でした。この問題は、TOEICでよく出題される動名詞を含んだ文章構造をしています。 空欄の次を見ると、「人on動名詞」構造になっているので、このような構造(congratulate A on B)で使用できる語彙である(B)congratulatedが正解です。(A)admiredは「尊敬する」、(C)appreciatedは「感謝する」、(D)celebratedは「祝賀する」という意味で、文章の流れと合わない単語なので誤りです。
この問題は900点台前半の方もかなり間違っているだけに、難しい問題でした。与えられた文章の意味を正確に解釈できなかったり、文章構造を正確に分析できなかったりすると間違えてしまいます。TOEICは、950点。そしてこれを超えて満点に到達するためには問題を正確に解釈・分析してこのレベルの問題も正解する必要があります。
TOEICレベルを早く診断して、足りない部分だけ勉強してください!
TOEICの900点レベルと950点レベル以上が、どの程度なのか分かりましたか? TOEICテストを受ける前、そして本格的にTOEICの勉強を始める前に、自分のレベルを把握することが非常に重要です。現在どの程度の実力があるのかを知ることで、これから何を勉強しなければならないのかを知ることができます。TOEICの高スコアを最短で獲得するために、自分のレベルをいち早く診断して、足りない部分だけ集中的に学習するようにしてください。
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